南風原花織

0814・0821は1002の下にあります。

1002 南風原ならではの帯です。

南風原町は琉球絣と南風原花織の産地ですが、その技法を両方獲りした贅沢な帯地がお目見えです。トゥイグワー(鳥)の絣柄と花織柄がカラフルに混在しています。これだけの色合いを持っていると、きもの選びに困りませんね。しかもポイントなので無地でも柄物でも大丈夫そう。

9寸名古屋帯 ポイント柄  /  緯浮花織 緯かすり 春/秋~冬使用 16万5千円(税別)

花織部分、寄ってみるとこのような可愛らしい感じです。

個人的にお気に入りはこの胴部分。赤紫の地色も素敵なんですが、帯締めや帯どめ使っても、邪魔にならずさりげなく可愛らしさが残る花織柄は可憐です。

0821 クール系南風原花織の帯地も登場

こちらも素敵な南風原花織のB反帯地です。先に申しますとこちらの難所は経筋です。織り時の経糸張力違いによる筋なので、ほとんど気になりませんが、こちらの工房さんではB反としての販売という事で了解いただきました。

なかなかこのお値段では手に入りませんね。

9寸名古屋帯 幅35cm  /  長さ500cm  緯浮花織 春/秋~冬使用 B反価格:10万円(税別)

近くで調べて頂いたら左側5.5cmのところ。9寸なので最終的に仕上げれば、そこまで気にならないと思いますが、実際皆さんの目で確かめてみてくださいね。

先述のピンクの花織帯と同じ工房さんからですが、お伺いした時、その作業場の整理整頓さにびっくり。もし、私が工房に入っても作業できるぐらい一目瞭然に各色の糸がそろえられ、作業のしやすさがわかりました。(当然、私には織り技術はありませんが。)そんな実直の職人さんならではのB反かもしれません。

 

0814 早い者勝ち!南風原花織の帯地

主に南風原町で作られる琉球絣は国の伝統的工芸品として1980年代から認定されていますが、昨年(2017年)南風原花織も同じく国の指定品として認定されました。

南風原花織はつくり手の多忙さとまさに反比例した可憐な美しい織物です。今回、南風原花織のB反(一部難あり)をお手頃価格で入手しました。一番の高級品と言えるクヮンクヮン花織のピンク色地帯。

9寸名古屋帯 幅35cm  /  長さ500cm  緯浮花織 春/秋~冬使用 B反価格:11万円(税別)

B反とは一部難ありとの事ですが、反物や帯地には表に出てこない布地部分がたーくさんありますよね。その部分の「難」なんて、はっきり言って関係ありません。その分お求め安価格で私たちが購入できるのなら、こんなラッキーな事ないですよね?

だいたいお太鼓部分はこんな感じ ↑

こんなに手の込んだ南風原花織が、この価格では。。。見たことないです。

ぜひ、その目で確かめてください!

みやらび展 浅草橋 ルーサイトギャラリー 10月6-8日 11‐18時